前期セミナーの受講頂いた先生の声をご紹介【infinityドクターコース】
このアンケートは、2027年コースの受講を検討されている先生向けの内容になっています。前期のinfinityに参加された先生にお願いしたアンケートです。是非、参考になさってください。
第3期ドクターコース受講者レポート|先生ごとの学びと、受講後に生まれた医院の変化
臨床の知識や技術を深めることに加え、スタッフの育成、患者さんへの説明、医院の理念づくり、経営の見通しまで。歯科医院を運営する中では、さまざまな課題に向き合う場面があります。
infinity第3期(前期)ドクターコースでは、全3回を通じて、細谷先生・丸尾先生・土屋先生が、それぞれの経験や医院での実践をもとに講演しました。
受講した先生方は、どのような話に関心を持ち、学びを日々の診療や医院運営にどう取り入れたのでしょうか。受講後アンケートから、講師ごとの講演内容と、受講後に生まれた変化をご紹介します。
回答者17名全員が「自身の学びや目的に合っていた」と回答
「セミナー内容はご自身の学びや目的に合っていましたか」という質問には、17名から回答が寄せられました。回答者全員が「非常に合っていた」「ある程度合っていた」のいずれかを選択しています。

自由記述では、治療説明の見直しやスタッフとの関係づくり、労務・財務への理解など、幅広い学びが挙がりました。ご自身の医院の現状と照らし合わせながら、次に取り組む課題を見つける機会になったことがうかがえます。
細谷先生の講演|スタッフとの信頼関係と、患者さんへの伝え方を考える~チームづくりを実際の経験から学ぶ~

細谷先生の講演で多くの受講者の印象に残ったのは、スタッフとの関わり方やチームビルディングでした。
アンケートには、心理的安全性への理解が深まったという声や、スタッフとの関係の築き方を自院にも取り入れたいという感想が寄せられています。特に、現在の良好なスタッフ関係だけでなく、そこに至るまでの経験に心を動かされた受講者もいました。医院で実際に起こる人間関係の難しさや、院長としての向き合い方を、自分自身の課題として受け止められる内容だったようです。
スタッフへの感謝を語る姿が印象に残ったという声からも、医院を支えるチームへの思いが伝わってきます。
カウンセリングや治療説明を見直すきっかけに
臨床に関わる内容では、インプラントの需要や地域での展開、カウンセリング・コンサルテーションに関する学びが挙がりました。受講後には、講演を参考に説明資料を作り直したという回答もありました。学んだ内容を、自院で患者さんに伝えるための資料や説明方法に落とし込んでいることがわかります。また、「やらないことを決める」という話や、人生・働き方についての考え方が印象に残ったという声もありました。
スタッフとの信頼関係を深めたい先生、患者さんとのコミュニケーションを見直したい先生、医院経営と自身の働き方を改めて考えたい先生にとって、多くの気づきにつながる講演でした。
丸尾先生の講演|理念・労務・組織づくりから医院の基盤を整える~医院の理念を、スタッフと共有できる形にする~

丸尾先生の講演では、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)や医院理念、組織図、ブランディングといった、医院の方向性を明確にするテーマが挙がりました。受講者が関心を寄せたのは、理念や規則を作ることに加えて、それを「どう伝え、どう活かすか」という点です。
実際に受講後、クリニックの理念を作成して院内に掲示し、スタッフの前で30分間、医院について話す機会を設けたという回答がありました。院長の頭の中にあった考えを言葉にし、スタッフと共有する。その一歩を踏み出すきっかけになったことがうかがえます。
労務や組織の仕組みを、自院に置き換えて考える
就業規則や法人化など、医院運営の土台となるテーマも印象に残った内容として挙げられています。ご自身のクリニックをもとにした労務の話は、どのような点に気を配るべきかを考える参考になったという声がありました。また、スタッフの強みを活かした組織づくりについても関心が寄せられました。
勤務医の立場に配慮した開業やお金の話、臨床における理想的な治療計画から考えるトップダウントリートメントなど、複数の視点から学べたことも特徴です。
医院の理念を浸透させたい先生、スタッフが働くための仕組みを整えたい先生、開業や法人化を含めて今後の医院運営を考えたい先生にとって、自院の基盤を見直す内容となりました。
土屋先生の講演|矯正の目的を伝える視点と、経営・財務の見通しを学ぶ~「何のために矯正をするのか」を説明に落とし込む~

土屋先生の講演では、矯正治療の重要性や、矯正を予防の視点から捉える考え方が印象に残ったという声が寄せられました。特に、「何のために矯正をするのか」をコンサルテーションに落とし込んでいる点が、受講者の学びにつながっています。
小児の口腔育成について、保護者にどのように説明すればよいか悩んでいた先生からは、説明を整理するヒントが得られたという感想もありました。受講後に矯正の説明資料を作り直したという回答もあり、治療の目的や考え方を患者さんに届けるための実践につながっています。
医院の将来を経営・財務の面から考える
経営面では、経営・財務のロードマップや、開業場所、自院のアピールに関する話が印象に残った内容として挙がりました。示された考え方と自身の方向性を照らし合わせ、今後の見通しを確認できたという声もあります。
臨床の説明をどう改善するかという身近な課題と、医院を今後どう運営していくかという中長期の課題。その両方を考える機会になったことがうかがえます。矯正の目的を患者さんや保護者にわかりやすく伝えたい先生、医院の経営・財務について視野を広げたい先生にとって、考えを深める講演でした。
受講後のインタビューから見える具体的な実践と期待

受講後に多くの方が既に導入済です。
受講後に実際に取り入れた内容では、スタッフ・患者とのコミュニケーションが最多でした。
- スタッフ・患者とのコミュニケーション 12名 70.6%
- 働き方や自身の在り方 10名 58.8%
- インプラント臨床 9名 52.9%
自由記述のアンケートでは、以下のようなアンケート結果がありました。
- スタッフへの接し方を見直した
- 相手に正論を伝えるだけでなく、それぞれの立場を考えてコミュニケーションを取るようになった
- スタッフ一人ひとりを大切なチームの一員として捉え直し、関わり方を変えた
- 院長の意識の変化を、スタッフ自身が感じ取っていた
また、主に臨床などの導入事例としては、以下のようなアンケート結果がありました。
- 治療説明の資料や方法を改善した
- カウンセリングや矯正に関する講演を参考に、患者さんへの説明資料を作り直した
- インプラント治療の説明方法を改善し、好評だった
- インプラント治療の成約率が上がった
組織の仕組みに関する実践の声もあります。
- 理念・人事評価・就業規則の整備に取り組んだ
- 医院理念の作成と共有を行った
- 人事評価制度の整備した
- 心理的安全性を意識したチームづくりを実施した
- 就業規則の見直しを行いました
- 財務状況を整理し、今後のビジョンを持つことができた
受講者の声からは、講演で得た知識を、自院で使う資料やスタッフとの対話、医院運営の仕組みに落とし込んでいる様子が伝わってきます。
さらに深く学びたいテーマは何か
「もう少し詳しく聞きたかったテーマ」では、労務が7名(41.2%)、財務が6名(35.3%)、人材育成が5名(29.4%)でした。また、来期のセミナーで増やしてほしい形式として最も多かったのは、「具体的な医院事例・成功・失敗談」で、8名(47.1%)が選択しています。
- 実際の診療の進め方を自院と比較したい
- 開業準備をより具体的に学びたい
- スタッフ育成についてさらに聞きたい
といった要望が寄せられました。
受講によって、自院の課題や次に知りたいことが明確になった先生もいることがうかがえます。こうした声は、今後の学びを考えるうえで大切な材料となります。次回・新年度のinfinityで、自院の次の一歩を考える今回のアンケートには、治療説明の資料を作り直した、スタッフとの接し方を変えた、医院の理念を言葉にして共有したなど、具体的な行動が寄せられました。
細谷先生のチームづくりと患者さんへの伝え方、丸尾先生の理念・労務・組織づくり、土屋先生の矯正の考え方と経営・財務。それぞれの経験に触れることで、ご自身の医院を見つめ直す機会になったことがわかります。
「スタッフと医院の方向性を共有したい」「治療の価値をもっとわかりやすく伝えたい」「経営の見通しを持って医院を運営したい」。今、取り組みたい課題がある先生は、次回セミナーや新年度DRコースの講演テーマをぜひご確認ください。ご自身の課題と照らし合わせることで、次に深めたい学びが見えてくるはずです。