開催レポート

【開催レポート】歯科医師レギュラーコース~Day2~

経営と臨床を実践へつなげる一日。スタディグループ「infinity」開催レポート

2026年6月21日、東京駅すぐのTKP東京駅カンファレンスセンターにて、歯科スタディグループ「infinity」の歯科医師レギュラーコースDay2が開催されました。今回も全国各地から多くの歯科医師、勤務医の先生方にご参加いただきました。

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

Day1の学びを、より実践へ

今回のDay2では、Day1で共有された「これからの歯科医院経営に必要な考え方」を、さらに具体的な実践へと落とし込む内容が展開されました。午前の部では、infinity受講後の変化をはじめ、財務・法人化、労務、スタッフ教育といった医院経営に直結するテーマが取り上げられました。

そして午後の部では、臨床・インプラントをテーマに、DHに経営目線を持ってもらうための考え方や、治療に対する各講師の先生方の考え方、さらにデジタルを活用したインプラント治療について共有されました。

歯科医院を取り巻く環境は、採用難、人材不足、物価高騰、医院の二極化など、年々大きく変化しています。

その中で、これからの歯科医院には「良い治療を提供する力」だけではなく、「組織をつくる力」「人を育てる力」「医院を継続的に成長させる力」が求められています。今回のDay2は、まさにそうした時代に必要な学びが詰まった一日となりました。

清水先生による「infinityの受講後の変化」

午前の部の最初には、清水先生より「infinityの受講後の変化」について共有されました。

セミナーで学んだことを、実際に医院の中でどのように活かしていくのか。また、受講を通じて考え方や行動にどのような変化が生まれるのか。このテーマは、参加された先生方にとって非常に関心の高い内容だったのではないでしょうか。

歯科医院経営において重要なのは、知識を得ることだけではありません。学んだ内容を日々の診療やスタッフとの関わり、医院の仕組みづくりに落とし込んでいくことが大切です。

今回の共有を通じて、infinityでの学びが単なる座学ではなく、医院経営や臨床、組織づくりに実際の変化を生み出すものであることが感じられました。

土屋先生による「財務・法人化」

土屋先生からは「財務・法人化」について講義が行われました。歯科医院が成長していく中で、院長が向き合うべきテーマは治療だけではありません。

売上、利益、資金繰り、投資判断、法人化のタイミング、将来的な分院展開や事業承継など、医院を継続的に成長させるためには、経営者としての視点が必要になります。

特に、これから開業を目指す先生や、医院を引き継ぐ二代目・三代目の先生にとって、財務や法人化は避けて通れない重要なテーマです。

今回の講義では、単なる制度や手続きの話に留まらず、「医院を未来へ残していくために、どのような経営判断が必要なのか」という視点から、非常に実践的な内容が共有されました。

丸尾先生による「労務」

丸尾先生からは「労務」をテーマに、医院運営における人材・組織づくりの重要性について共有されました。現在の歯科業界では、採用難や人材不足が大きな課題となっています。

人を採用することが難しいだけでなく、採用したスタッフが定着し、成長し、医院の理念に共感しながら働き続けられる環境をつくることが、これからの医院経営には欠かせません。労務は、単なるルールづくりではなく、スタッフが安心して働ける環境を整えるための土台です。

人が集まる医院、人が育つ医院、人が辞めにくい医院になるためには、院長の感覚だけに頼るのではなく、組織としての仕組みを整えていく必要があります。今回の講義を通じて、治療技術だけではなく、労務や組織運営まで含めて医院経営を考えることの重要性を改めて感じさせられました。

細谷先生による「スタッフ教育」

細谷先生からは「スタッフ教育」について講義が行われました。医院が成長していく上で、院長一人の力だけでは限界があります。患者さんに選ばれる医院をつくるためには、受付、歯科衛生士、歯科助手、勤務医など、医院に関わるすべてのスタッフが同じ方向を向き、それぞれの役割を理解して動ける組織づくりが必要です。

スタッフ教育は、単なる業務指導ではありません。

医院の理念や価値観を共有し、患者さんにどのような医療を届けたいのかをチーム全体で理解するための重要な取り組みです。今回の講義では、スタッフが育つ環境をどのようにつくるか、医院全体で成長していくために何が必要なのかについて、現場に近い視点から学びが共有されました。

医院の成長は、院長だけでなく、スタッフ全員でつくっていくものだということを改めて感じる内容でした。

ランチョンセミナーも開催

昼休みには、各企業によるランチョンセミナーも開催されました。技工材料、デジタルサイネージ、WEBマーケティング、レセコンなど、歯科医院経営や日々の医院運営に関わるさまざまなサービスについて紹介が行われました。臨床や経営の学びに加え、医院の現場を支える最新のサービスや仕組みに触れられる時間となり、参加された先生方にとって有意義な情報収集の機会になったのではないでしょうか。

infinityでは、歯科医院経営に欠かせないコンテンツの提供やサービス、治療器具の提供など最新の情報を共有して頂く機会としてランチョンセミナーを開催しています。多くのスポンサーの皆さまの協賛と情報提供を随時募集しておりますので詳しくはお問い合わせフォームからご連絡ください。

→協業企業一覧

午後の部は「臨床・インプラント」がテーマ

午後の部では、「臨床・インプラント」をテーマに、より専門的で実践的な講義が行われました。歯科医院経営において、財務や労務、スタッフ教育、マーケティングは非常に重要です。

しかし、その土台にあるのは、やはり臨床力です。

患者さんに選ばれ続ける医院であるためには、医院としての発信力や組織力に加えて、確かな診断力と治療技術が必要になります。午後の講義では、DHとの関わり方、治療に対する考え方、前歯部やサイナスに関するテクニック、そしてデジタルを活用したインプラント治療まで、臨床現場に直結する内容が共有されました。

具志先生による「DHに経営目線にさせるには」

午後の最初には、具志先生より「DHに経営目線にさせるには」というテーマで講義が行われました。歯科衛生士は、患者さんと継続的に関わる非常に重要な存在です。予防、メンテナンス、カウンセリング、患者さんとの信頼関係づくりにおいて、DHの役割はますます大きくなっています。

その中で、DHが単に業務をこなすだけではなく、医院全体の成長や患者さんへの価値提供を意識できるようになることは、医院経営において大きな意味を持ちます。今回の講義では、DHにどのように経営目線を持ってもらうのか、どのように医院の方針や目標を共有していくのかについて、現場に近い視点から共有されました。

医院の成長は、院長だけでなくスタッフ全員でつくっていくものだということを、改めて感じさせられる内容でした。

丸尾先生による「丸尾流治療の考え方」

丸尾先生からは「丸尾流治療の考え方」について講義が行われました。

  • 治療技術や設備、材料が進化する中で、患者さんにとって本当に価値のある治療とは何か。
  • 歯科医師として、どのような視点で診断し、どのような基準で治療方針を考えるのか。

今回の講義では、単なる手技や症例紹介に留まらず、治療に向き合う姿勢や考え方について深く共有されました。臨床力とは、技術だけではなく、診断力、説明力、そして患者さんの将来まで見据える力を含めた総合的な力であることを感じる内容でした。

細谷先生による「細谷流治療の考え方」

細谷先生からは、「細谷流治療の考え方」について講義が行われました。患者さん一人ひとりの状態や背景を踏まえた上で、どのような治療を提案し、どのようにゴールを設定していくのか。治療に対する考え方は、医院の診療方針や患者さんとの信頼関係にも大きく関わります。

今回の講義では、細谷先生ならではの臨床に対する視点が共有され、参加された先生方も熱心に耳を傾けていました。治療の選択肢が多様化する時代だからこそ、術者としての考え方や判断基準を持つことの重要性を改めて感じさせられる内容でした。

「前歯とサイナスのちょいとしたテクニック」細谷先生

細谷先生より「前歯とサイナスのちょいとしたテクニック」について講義が行われました。前歯部やサイナスに関わる治療は、審美性や機能性、長期的な予後を考える上でも非常に重要な領域です。

今回の講義では、日々の臨床で活かせる具体的なテクニックや考え方が共有され、参加された先生方にとって実践的な学びの多い時間となりました。細かな判断や工夫の積み重ねが、治療結果や患者さんの満足度に大きく影響することを感じさせる内容でした。

丸尾先生による「Immediately & Digitalによるインプラント治療」

午後の最後には、丸尾先生より「Immediately & Digitalによるインプラント治療」について講義が行われました。デジタル技術の進化により、インプラント治療の診断、設計、治療計画、補綴までの流れは大きく変化しています。

デジタルを活用することで、より精密で再現性の高い治療が可能となり、患者さんにとっても治療の安心感や満足度向上につながります。今回の講義では、Immediateの考え方とデジタル技術を組み合わせたインプラント治療について、臨床現場に即した内容が共有されました。

これからのインプラント治療において、デジタルの活用は避けて通れないテーマであり、参加された先生方にとっても大きな刺激となったのではないでしょうか。

経営と臨床の両輪で、選ばれる医院づくりへ

今回のDay2を通じて強く感じたのは、これからの歯科医院経営には、経営と臨床を切り離さずに考える力が求められているということです。

財務、法人化、労務、スタッフ教育。そして、治療の考え方、インプラント、デジタル活用。

どれか一つだけを学ぶのではなく、医院全体を成長させるために必要な要素を総合的に学び、実践へつなげていくことが、これからの歯科医院には必要です。

良い治療を行うことはもちろん大切です。
しかし、それを患者さんに届け、スタッフと共に継続し、医院として成長していくためには、経営力と組織力も欠かせません。

今回のDay2は、Day1で共有された「これからの歯科医院経営に必要な考え方」を、より具体的な実践へと進める一日となりました。

次回以降のinfinityでも、歯科業界の未来を見据えたリアルな学びが共有されることを期待したいと思います。

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全国で約7万件あると言われる歯科医院を取り巻く環境は激化する一方です。
数ある歯科医院の中で生き残り、患者様に選んでもらえる歯科医院になる為にも、自ら課題を切り開いていくための
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